バカラのカウンティング効果とは?実践の期待値と勝率を徹底検証
バカラの勝率を上げる必勝法として有名な「カードカウンティング」を実践のオンラインカジノで徹底検証。バカラのカウンティングとは、シューから排出されたカードの数字を計算して次に出るカードを予想する手法で、正しく活用すればバカラの勝率や期待値は上がると言われています。
本記事では、でバカラのカウンティングを使うことで勝率や期待値が上がるかどうかを実践で検証します。
- バカラでカウンティングを使用しない場合の理論勝率や期待値
- カウンティングを使ってバカラをプレイしたときの勝率と期待値
- バカラの実践でカウンティングを使用する際の注意点
目次[閉じる]
バカラのカウンティングとは?
バカラのカウンティングとは、テーブル上に配られたカードを記憶することで、カードシューに残る数字を予測する攻略法です。バカラは、ジョーカーを除く52枚のトランプを6~8デッキ使い、一度使用したトランプはデッキに戻さず、捨てられるので、カードシューに残る数字には偏りが発生します。この偏りに着目して決めれた手法で賭けていくと、バカラの勝率や期待値を高めることができます。
詳細:バカラのカウンティング完全ガイド|使い方や種類&実践方法を解説
バカラのカウンティングを実践に活用する方法
バカラのカウンティングは、ランニングカウント(ある時点の合計値)に基づき「プレイヤー有利」OR「バンカー有利」を判断してベットします。
バカラのカウンティングは具体的に以下2つの数字を基準します。
テーブル上に大きい数字がたくさん排出された場合、カードシューには4以下の小さいカードが多く残ります。この状況は「プレイヤー有利」となります。
テーブル上に小さい数字がたくさん排出された場合、カードシューには6以上の大きい数字が多く残ります。この状況は「バンカー有利」と判断できます。
バカラには「3枚目を引く条件」が決まっているので、カードシューの偏りにより上記のような有利や不利な状況が発生します。
バカラを普通にプレイしたときの理論勝率と期待値
バカラは、プレイヤーとバンカーのどちらが合計9に近づくかを予想するカジノゲームですが、カウンティングや他必勝法を活用する上で、基本的な勝率や期待値を知っておくことは大切です。
以下では、バカラの必勝法を使わずに、普通にプレイしたときの理論勝率と期待値を紹介します。
バカラの勝率(理論値)
バカラの勝率はシュー内の各カード枚数で異なるが、平均的な勝率は以下表のとおりです。
プレイヤー予想の勝率 | 約44.62% |
---|---|
バンカー予想の勝率 | 約45.86% |
引き分けの的中確率 | 約9.52% |
バカラの理論勝率は45%前後です。特に、バンカーはプレイヤーの勝率より約1.2%ほど高くなりますが、勝利配当はコミッション5%が徴収されるので1.95倍となります。
バカラの期待値(理論値)
バカラはギャンブルなので当然、期待値は「-(マイナス)」ですが、1ゲーム当たりの平均的な理論損失額はいくらくらいになるのでしょうか。期待値は「利益×勝つ確率+損失×負ける確率」で計算できるので1単位賭けたときの期待値は以下のようになります。
プレイヤーの期待値 | -0.1076単位 |
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バンカーの期待値 | -0.1057単位 |
引き分けの期待値 | -0.1432単位 |
上記表より、バカラは1ゲーム当たり、賭け金に対しておおよそ10%以上の損失が発生することになります。仮に1,000円をプレイヤーに賭けた場合、1ゲーム当たり107.6円の損失が出ます。
また、バンカー勝利はプレイヤーより勝率が約1.2%高いが、コミッション5%を徴収されるので、勝率だけでは、どちらが儲かりやすいか分かりにくかったけど、期待値を見れば明らかです。バンカー予想はプレイヤーより1ゲーム当たり、0.19%ほど負けにくくなります。
つまり期待値の観点から最も稼ぎやすいのはバンカー予想ということになります。
バカラのカウンティング効果とは?実践シミュレーションを紹介
バカラのカウンティングは、チップを賭ける際に「プレイヤー」と「バンカー」のどちらが有利かを判断する目的で使用されますが、果たしてどのくらい効果があるのでしょうか。
ここでは以下の条件に沿って、バカラカウンティングの勝率や期待値を実践で検証します。
- ライブカジノの通常バカラを使用
- 排出されたカードを4以下と6以上の2グループに分けて記録
- 新しいデッキが補填されて8デッキフルの状態からカウンティング開始
- 4以下または6以上の2グループ間に5枚以上の差があるゲームのみ参加
- プレイヤーまたはバンカーの片方が5連勝したら1ゲーム休む
上記5つの条件を全て満たすゲームのみに参加して20ゲームをプレイします。
カウンティングを使ったバカラシミュレーションの結果
バカラカウンティングの20ゲーム実践シミュレーションの結果を以下にまとめます。
通算のゲーム時間 | 18分05秒 |
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参加ゲーム数/全ゲーム数(観察含) | 20ゲーム/26ゲーム |
アカウント開始残高/終了残高 | $501.90/$505.35 |
1ゲーム賭け金/累計損益 | $1/+$3.45 |
4以下の排出枚数/6以上の排出枚数 | 73枚/43枚 |
勝敗数(勝率) | 11勝2分7敗(約61.1%) |
瞬間最大損失(アカウント残高) | -$2.00($500.85) |
瞬間最大利益(アカウント残高) | +$4.50($507.35) |
本シミュレーションは、シューに新しいカードが補填された直後、つまり8デッキ416枚(ジョーカー除く)の時点からカウンティングを開始しました。
最初はチップを賭けずにカウンティングして、5ゲーム目で条件④(5枚以上の差)を満たしたので、6ゲーム目から参加しました。ゲーム前半で一度、バンカーが5連勝したので条件⑤に従い、1ゲームスキップし、その後は継続して20ゲームを終えました。
カウンティングの勝率と期待値を検証
バカラのカウンティングを実践で検証したところ以下のとおり、「非常に高い効果」が確認できました。
バカラの理論勝率は先ほど紹介したとおり45%前後ですが、バカラのカウンティングを使用することで勝率は約61.1%を超え、理論値を16%以上も上回る結果となりました。
バカラのバンカーに$1賭けたとき、期待値は「-$0.1057」になるので20ゲームプレイすると本来、$2.114の損失が発生します。一方、カウンティングを使うことで「$3.45」の利益を獲得できました。
本シミュレーションのカウンティングは、全てのカードを4以下と6以上の2グループに分けましたが、もっと詳細に分けて記録することで更なら効果が期待できます。ただ、2グループに分けてカウンティングするだけでも十分な効果を得られるので、ライブバカラで遊ぶ際には是非、カウンティングを利用しましょう。
バカラの実践でカウンティングの使用する際の注意点
バカラのカウンティングを実践で有効活用するためには、常に勝率を意識しなくてはなりません。また、勝率を上げることで「儲けの金額」を表す期待値も高めることができます。
そこで、バカラカウンティングを実践で使用する際には「タイミング」と「罫線」が重要になります。
カウンティング活用のタイミング
バカラのカウンティングは使うタイミングが非常に大切です。
バカラテーブルに着席した瞬間、使用しても意味がなく、シュー内の数字に偏りが発生するのを待たなくてはなりません。そのため、最初はチップを賭けずに排出されるカードを記録し続けて、シュー内に「4以下」又は「6以上」のカードに偏るのを待ちます。
ある程度、どちらかのカードが多く配られたら、逆に残っている方(有利な賭け対象)にベットします。もし、ゲームに途中参加した場合、新しいカードがデッキに補填されるまで待って、カウンティングを開始します。
バカラの罫線と併用
バカラの罫線とは「過去の結果を記録した表」で、カウンティングの有無にかかわらず勝率を高めるのに重要なツールです。罫線には、単に勝敗結果を記録する「大路(ダイロ)」や、他にも様々な角度から分析できる種類があります。バカラの罫線を見ると、ギャンブルの波が手に取るように分かり、格段に勝率を高めることができます。
もし、カウンティングも同時に使えれば「4以下」又は「6以上」の偏りを基準にした判断と罫線を基準にした判断で、より精度を高めることができます。
バカラのカウンティング効果と有効性の結論
本記事では、バカラカウンティングを実践シミュレーションして勝率と期待値を検証しました。
バカラのカウンティングはテーブルに排出されるカードを記録していき、4以下のカードが多く残っている場合はプレイヤー側のベットが有利になります。
一方、シューに6以上のカードが多く残っていれば、バンカー有利となります。バカラはカウンティングを使用しなければ「理論勝率は45%前後」、期待値は1ゲーム当たり賭け金の10%以上損することになりますが、適切にカウンティングを使用することで勝率や期待値を大きく改善できることが分かります。
また、オンラインカジノのライブバカラは最もカウンティングに適した環境なので、バカラ初心者のカウンティング練習にもおすすめです。