オスカーズグラインド法とは｜使い方と勝てない時の損切りについて解説

オスカーズグラインド法とは

オスカーズグラインド法とは、勝敗によって賭け金を調整する「カジノ必勝法」です。

ゲームで負けたときには賭け金を変えず、勝ったときだけ賭け金を1単位ずつ増やす手法を使います。連勝しても、1単位ずつしか賭け金は増えていかないので、賭け金額が大きくなりすぎず、低リスクでオンラインカジノを楽しめます。

オスカーズグラインド法の使用条件

オスカーズグラインド法は、勝率50％かつ、配当が2倍のゲームの使用に適しています。

オンラインカジノで遊べるゲームでは、ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどがおすすめです。また、オスカーズグラインド法は、２パターンのどちらかを満たしたタイミングで終了します。

1. 損益がプラスマイナスゼロになった時点
2. 利益が出た時点

利益が出たにもかかわらず、オスカーズグラインド法を続けていると、損失が増えていく可能性があるため注意しましょう。

オスカーズグラインド法の特徴

オスカーズグラインド法の特徴として、１セットが終わった時点の損益が「±0以上」になる点と長期戦になったとしても低リスクで勝負を続けられる点が挙げられます。

１セット終了時は損益±０以上となる

オスカーズグラインド法は、1セットが終わった時点で、損益がプラスマイナスゼロもしくは1単位程度の利益が獲得できます。ここでいう1セットとは、オスカーズグラインド法を実践して損益をプラスマイナスゼロにするまでのシリーズを指します。

オスカーズグラインド法は、損益をプラスマイナスゼロにできないままでは終了できないので、ローリスクで収益を望める必勝法です。

長期戦でも低リスクで使用できる

オスカーズグラインド法は、長期戦になっても大きな損失を回避できる特徴があります。負けたときには賭け金を変えず、勝ったときには配当金を賭け金に充てるため、賭ける資金が少なくて済みます。

一度に受け取る配当金は少ないものの、損失を最小限に抑えながら長期戦に耐えられます。

オスカーズグラインド法の使い方

オスカーズグラインド法は、ゲームに勝ったときと負けたとき、それぞれの結果によって賭け金を変えます。

１単位の金額を決め、勝てば次のゲームの賭け金を１単位増やし、負けた場合の賭け金はそのままです。そして損益が「±０以上」になったらオスカーズグラインド法を終了します。

【手順1】１単位の金額を設定

まずはオスカーズグラインド法の基準となる「1単位」の金額を設定します。

分かりやすく「$1」や「100円」でも良いですし、「$2」や「$5」など金額を上げても構いませんが、自分の軍資金の範囲内で無理のない金額に設定することが重要です。

【手順2】勝てば賭け金を１単位増やす

オスカーズグラインド法では、設定した1単位を賭けて、ゲームに挑みます。

ゲームに勝てば、次のゲームでは1単位増やした金額を賭けます。1単位が「$1」の場合には「1+1＝$2」です。次の「$2」を賭けたゲームでも勝利した場合、次のゲームでは「2+1＝$3」となり、さらに連勝した場合は「3+1＝$4」を賭けます。以降は同じルールで賭け続けます。

勝ちが続くと大金を賭けたくなるかもしれませんが、オスカーズグラインド法では、いかなる理由があっても一度決めた1単位の額を守らなくてはいけません。

【手順3】負ければ賭け金は変えない

オスカーズグラインド法では、ゲームに負けた場合、賭け金を前回のゲームと同じにします。直前のゲームで３単位を賭けていた場合、負けた直後のゲームでも３単位を賭けます。

オスカーズグラインド法は、決められたルールに従って賭けるからこそメリットがあるので、メンタルに左右されず、ルール通りに賭けていきましょう。

【手順4】損益が±０以上になった時点で終了

オスカーズグラインド法は、損益がプラスマイナスゼロ以上になった時点で終了します。大きな損失を生まず、ゲームを続けられるため、安全性に優れた必勝法といえます。

また1単位の利益を獲得できるケースもあります。利益は少額ですが、粛々とオスカーズグラインド法を実践していれば、大きな負けにはつながりません。
なお、さらにゲームを続けたい場合は、仕切り直してオスカーズグラインド法を最初から始めましょう。

バカラでオスカーズグラインド法を実践

バカラを例にして以下の条件でオスカーズグラインド法の実践方法を解説します。

• １単位の金額は100円
• 開始残高は5,000円

本実践解説では、全４ゲームでオスカーズグランド法の１セットが終了します。

 

バカラ１回目

オスカーズグラインド法では、まずは1単位を賭けます。今回は１単位である100円を「プレイヤー」にベットします。

１回目のゲーム結果は、バンカー勝利なので、予想は外れて「100円の損失」です。現在のアカウント残高は「4,900円」です。

 

 

バカラ２回目

オスカーズグラインド法は、負けた後のゲームでは「前回のゲームと同額」を賭けるルールになっています。前回のゲームで負けたため、再度100円を「プレイヤー」にベットします。

２ゲーム目の結果もバンカー勝利となり、予想は外れました。現在のアカウント残高は4,800円です。

 

 

バカラ３回目

２ゲーム目も負けたため、再度100円を「プレイヤー」に賭けます。

３ゲーム目の結果はプレイヤー勝利で予想が当たりましたので、賭け金100円の2倍である「200円」が払い戻されます。現在のアカウント残高は「4,900円」です。

 

 

バカラ４回目

オスカーズグラインド法では、勝利した場合、次のゲームには１単位増やして賭けます。従って４ゲーム目はバンカーに「200円」を賭けます。

４ゲーム目の結果はバンカー勝利で予想的中です。払戻金はコミッションを引かれて390円です。合計残高は5,090円となり、わずかですが利益が出ました。
±０以上になったので、オスカーズグラインド法を終了します。

 

オスカーズグラインド法は、イチかバチかで勝負に出る必勝法とは異なります。大敗を回避しながら、少額の利益をコツコツと狙っていける安定性重視の必勝法です。

オスカーズグラインド法とピラミッド法のシミュレーション比較

ここでは、オスカーズグラインド法とピラミッド法を使ったゲームをシミュレーションします。ピラミッド法とは、勝ったら賭け金を1単位減らし、負けたら1単位増やす必勝法です。

オスカーズグラインド法が勝利時に賭け金を増やすのに対し、ピラミッド法は「負けたときに賭け金を増やす」という、真逆の方法で賭けていくスタイルです。

シミュレーション条件は以下のとおりです。

• 勝率50％かつ配当2倍のゲーム
• 1単位を1ドル

3連勝後に3連敗するケース

まずは3連勝のあと、3連敗した場合の賭け金の変化と累計損益を比較してみましょう。

オスカーズグラインド法のシミュレーション

以下は、オスカーズグラインド法でのシミュレーション結果です。

3連勝で賭け金を増やし続けたため、3回目終了時には累計損益は6ドルです。その後は残念ながら連敗したので、累計損益はマイナス５ドルになりました。連勝により賭け金が増えた後に連敗すると、負けが大きくなり累計損益がマイナスになってしまいます。

ピラミッド法のシミュレーション

ピラミッド法のシミュレーション結果も確認してみましょう。

ピラミッド法は「勝ったら賭け金を減らす」ルールですが、初回から勝ったため、最初の賭け金の1ドルに戻して仕切り直しています。結果としてピラミッド法を始めたのは、4回目のゲームからとなりましたが、序盤から連勝が続いたものの、後半の連敗で最終的な累計損益はマイナス3ドルです。

このようにピラミッド法は、連勝後の連敗に弱い側面があります。

3連敗後に3連勝するケース

次に、3連敗後に3連勝した場合のシミュレーション結果を確認してみましょう。

オスカーズグラインド法のシミュレーション

以下はオスカーズグラインド法のシミュレーション結果です。

連敗しても、賭け金は変わらないため、3連敗しても累計損益は3ドルです。その後3連勝したため、マイナスを順調に取り戻し、最終的にプラス3ドルとなりました。

ピラミッド法のシミュレーション

ピラミッド法のシミュレーション結果も確認してみます。

連敗数が増えれば増えるほど、賭け金は増えていくため、1勝しても大きな回復は見込めません。ただし、2勝3敗の5回目ですでに収益はプラスに転じています。

このように、ピラミッド法は負け越しの時点でも、マイナスを取り戻せる必勝法です。

オスカーズグラインド法のメリットと注意点

これまでに紹介した実践法とシミュレーション結果を踏まえ、オスカーズグラインド法のメリットとデメリットについて解説します。

オスカーズグラインド法のメリット

オスカーズグラインド法は、負けた回数が勝利より多くても、利益を獲得できます。シミュレーション結果でも確認できたように、後半に3連敗しても、累計損益がマイナスになるのを抑えています。

3連敗直後であってもプラスマイナスゼロで着地できている点は、評価できます。また、連勝しても賭け金額が膨らまないため、自己資金が少ない人でも挑戦できます。強気に出て失敗したり、無理な資金管理に後悔したりする心配もなく、安全に実践できます。

オスカーズグラインド法の注意点

オスカーズグラインド法のデメリットは、得られる利益がごくわずかである点です。
オスカーズグラインド法は、収益がプラスマイナスゼロもしくは1単位程度のプラスで、1セットが終了するので、大きな利益を狙える必勝法ではありません。あくまでもローリスクでマイナス収益を防ぐ必勝法であると理解しておきましょう。

また、長期戦になると計算がややこしくなる点も注意が必要です。賭け金が増えたり減ったりするルールは、ゲームの回数が増えるにつれて混乱しやすくなります。

正しい賭け金がわからなくなるのを防ぐには、電卓を傍に置いたり、メモを取ったりして挑みましょう。それでも混乱したり、ルールを見失った場合は、損切りして一旦様子を見るのもひとつの手です。

オスカーズグラインド法で勝てないときの損切りタイミング

オスカーズグラインド法を使用する際には、「○○円マイナスになったら終了」のように損切りタイミングを決めておきましょう。

以下の表のように、最初から連敗しても2連勝すれば収益はプラスにできます。
4回目の終了時に、損切りするか次の勝負に賭けるかは、自分で判断するしかありません。冷静に判断できるか自信のない人は、あらかじめ損切金額を決めておくことが重要となります。

オスカーズグラインド法のまとめ

オスカーズグラインド法は、勝ったときには前回の賭け金額に1単位をプラスし、負けた際には1単位にリセットしてベットします。ルールを守って賭けていれば、損失が膨らむのを防いで安全にオンラインカジノが楽しめます。運が良ければ、短時間で1単位の利益が獲得できる場合もあるでしょう。

ただし、損切りするタイミングは常に気にしておく必要があります。とくに序盤で連敗すると、取り戻すのに多くの資金や時間がかかる可能性があります。
オスカーズグラインド法の運用は、コツコツ利益を上げて楽しみたい人、安定して稼ぎたい人にオススメです。