逆ダランベール法とは｜使い方や実践方法&効果を高めるコツを解説

逆ダランベール法とは

逆ダランベール法はその名の通り、ダランベール法の逆の戦術で戦う「カジノ必勝法」です。
ダランベール法とは、あらかじめ【1単位】の賭け金を決めておき、ゲームに勝ったら賭け金を1単位増やし、ゲームに負けたら賭け金を1単位減らすカジノ必勝法です。
逆ダランベール法は、ダランベール法とは逆の操作をおこなうので、ゲームに勝ったら賭け金を1単位減らし、ゲームに負けたら賭け金を1単位増やすカジノ必勝法です。賭け金が安定しているため、ローリスクで運用でき、長期戦に強い必勝法です。
コツコツと利益を積み上げたい人、ゲームを楽しみながら利益を出したい人にオススメのカジノ必勝法です。

逆ダランベール法の利用に適した条件とは

逆ダランベール法は、勝率50％前後かつ配当2倍のカジノゲームに適しています。
オンラインカジノであれば、ルーレットの「赤黒賭け」や「奇数偶数賭け」、バカラやブラックジャックなどが挙げられます。特にバカラでは「プレイヤー」の配当倍率は２倍ですが、バンカーは1.95倍になるので、逆ダランベール法をバカラに使用する際は、可能な限りプレイヤー勝利にベットする方が効果的です。

逆ダランベール法のメリットとデメリット

逆ダランベール法のメリットとして、賭け金が安定しているため、ローリスクで賭けを続けることができ精神的負荷が少ないことが挙げられます。

一方で、逆ダランベール法のデメリットとして、連勝しないと効果がなかなか出ず、一攫千金が難しいことが挙げられます。逆ダランベール法のメリットとデメリットを把握したうえで、自分の目標や目的、運用スタイルに合っているか検討しましょう。

逆ダランベール法のメリット

逆ダランベール法のおもなメリットは、以下の3つです。

• 利益を伸ばしながらも損失を抑えられる
• 賭け金の増減が緩やか
• 精神的負担が少ない

逆ダランベール法は、勝っても負けても、賭け金が増減するのは1単位分のみなので、損失が急激に膨らむこともなく、長期戦でじっくりと利益を伸ばせます。「このゲームで負けたら、損失回収に時間がかかってしまう…」「たった1回の負けで、先ほどまでの利益がゼロになった…」などの精神的なストレスが少なく、安定的に運用できます。

逆ダランベール法のデメリット

逆ダランベール法のおもなデメリットは、以下の2つです。

• 連勝しないと効果が出ない
• 一攫千金や一発逆転には不向き

逆ダランベール法は、ゲームで勝利することで賭け金が上がっていくので、勝敗が交互にでるゲーム展開では賭け金がなかなか上がりません。賭け金が少ないと、勝った時に得られる配当も少ないため、稼ぎにくさを感じるでしょう。
オンラインカジノで一攫千金や一発逆転を狙いたい場合は、別のカジノ必勝法を使いましょう。

逆ダランベール法の使い方と実践方法

逆ダランベール法は、スタート時点の「初回賭け金」と「１単位の金額」を設定して勝ち負けに従って、賭け金を変えます。
以下は逆ダランベール法の具体的な使い方の手順です。

1. 初回賭け金・利益確定のタイミング・損切ラインを決定
2. ゲームで勝つたびに「前回賭け金＋１単位」を賭ける
3. ゲームで負けるたびに「前回賭け金-1単位」を賭ける
4. 事前に決めた利益確定もしくは損切りラインに到達したら終了

逆ダランベール法は初回賭け金を上げるとハイリスクハイリターンになり、少額で始めるとローリスクローリターンになります。
また１単位の金額でリスクや収益性を調整することもできます。逆ダランベール法の１単位金額の目安は初回賭け金の10%程度が理想となっておりますので、徐々に感覚を掴みながら賭け金の割合を決めていくと良いでしょう。

ルーレットを例にダランベール法の実践方法を紹介

オンラインカジノのルーレットを使って赤黒賭けで、逆ダランベール法を実践します。

逆ダランベール法を使ってルーレット全５ゲームプレイします。

 

ルーレット1ゲーム目

今回の逆ダランベール法の実践において、初回賭け金の$5を「黒」に賭けます。

結果は「赤」で負けました。累計損益は「-$5」です。

 

 

ルーレット2ゲーム目

前回のゲームで負けたため、逆ダランベール法では賭け金を1単位減らします。次は先ほどと逆の「赤」に$4を賭けてみます。

結果は「黒」で負けました。累計損益は「-$9」です。

 

 

ルーレット3ゲーム目

ルーレット２ゲーム目も負けたため、更に賭け金を1単位減らします。次は「黒」に$3を賭けてみます。

結果は「黒」で負けました。累計損益は「-$12」まで膨れ上がりました。

 

 

ルーレット4ゲーム目

ルーレット３ゲーム目も負けたため、更に賭け金を1単位減らします。先ほどと同様に「黒」に$2を賭けてみます。

結果は「黒」で勝ちました。$2賭けて配当２倍なので$4が払い込されて、累計損益は「$10」です。

 

 

ルーレット５ゲーム目

ルーレット４ゲーム目は勝ったので、逆ダランベール法では賭け金を1単位増やします。次は「赤」に$3を賭けてみます。

結果は「赤」で勝ちました。$3賭けて配当2倍なので合計$6が払い戻されました。累計損益は「-$7」です。

 

今回の逆ダランベール法の実践では、初回から3連敗し、累計損益は最高で$12まで膨らみました。
しかし2連勝したため、累計損益を$7にまで減らしています。
このように逆ダランベール法は、損失を抑えつつ、利益の獲得を目指せます。

逆ダランベール法の実践シミュレーションと考察

逆ダランベール法で連勝する場合と勝敗が交互になる2パターンのシミュレーションをおこないました。累計損益の結果と照らし合わせながら、逆ダランベール法の実力を考察します。

逆ダランベール法で連勝する場合

逆ダランベール法で連勝するシミュレーションでは、10回のシミュレーションで8勝2敗、後半に5連勝した場合の結果を見てみましょう。

今回の逆ダランベール法におけるシミュレーション結果は上記のとおりです。10回目終了時点で累計損益+$43です。1単位の40倍以上の利益を獲得しています。

逆ダランベール法で勝敗が交互に続く場合

続いて逆ダランベール法で勝敗が交互に続いた場合のシミュレーション結果を見てみましょう。

今回の逆ダランベール法でのシミュレーションにおいて、賭け金は$5と$6を行ったり来たりしていることがわかります。せっかく受け取った配当金が、次の回で消えてしまうため、10回終了時点での累計損益は「-$11」です。勝ち負けが交互に続く展開では、損失を回収するどころか、損失ばかりが膨らみます。
やはり逆ダランベール法は、連勝しないと効果を得られないため、使うタイミングが非常に重要といえます。

ダランベール法（ピラミッド法）と逆ダランベール法を比較

ダランベール法は、別名ピラミッド法とも呼ばれているカジノ必勝法です。
フランスの数学者が考案した効果的な投資法のひとつで、逆ダランベール法よりもローリスクローリターンで運用できます。
以下にダランベール法と逆ダランベール法の違いを５視点で比較して紹介します。

タランベール法は、ゲームに勝った時は賭け金を1単位減らし、ゲームに負けた時は賭け金を1単位増やす必勝法です。そのためゲームに勝ったら賭け金が少なくなり、ゲームに負けたら賭け金が増えます。連勝しても賭け金が増えないため、利益の伸びは緩やかです。

反対に、連敗しても大敗しにくい性質があります。そのため損失を抑えて、ゲームを楽しめます。
逆ダランベール法では、勝ち負けが交互になるゲーム展開では損失が膨らみました。
しかしダランベール法は、勝ち負けが交互にくるようなゲーム展開でも、利益は少額ながら残ります。さらに負け越した場合でも、展開によっては利益が残ります。

逆ダランベール法を正しく運用するためのコツ

逆ダランベール法を使う際には、運用ルールを事前に決め、安全に利用しましょう。
具体的な逆ダランベール法のポイントとして、連勝時の最大賭け金を決めておくこと、損切りタイミングを決めておくこと、ゲームの流れが分かりやすいゲームを選定することが挙げられます。

連勝時の最大賭け金を決める

逆ダランベール法は、ゴールが明確に決まっておらず、延々とゲームを続けてしまうリスクがあります。逆ダランベール法は、連勝すればするほど賭け金が大きくなるため、1回の負けで被る損失も大きくなります。あらかじめ最大賭け金を決めておき、賭け金が大きくなりすぎないように事前にルールを設定しましょう。
また、連勝確率を把握しておくのもオススメです。以下は勝率50%のゲームで１勝から10連勝する確率です。

上記確率は小数点３位以下を切り捨てています。勝率50％のゲームであっても、5連勝する確率は3.125％まで下がります。7連勝する確率は1％を切りますので、止め時は適切に判断しましょう。

利益確定と損切りのタイミングを決める

逆ダランベール法を利用する際、連勝時の最大賭け金と同様、利益確定と損切りのタイミングもあらかじめ決めておきましょう。
ダラダラと続けていると、賭け金が大きくなりすぎてしまい、負けで確定する損失額も比例して大きくなります。「10ドルの利益確定で仕切り直し」や「〇連敗で今日は終了」など、事前に決めておくとスムーズに逆ダランベール法を利用できます。

ゲーム結果の偏りが読めるゲームに使用

逆ダランベール法は、連勝が前提のカジノ必勝法です。連勝できなければ、利益獲得につながらないので、ゲーム結果の偏りが強く、展開が読みやすいゲームで運用しましょう。
逆ダランベール法には、遊び慣れており、展開や状況が読みやすいゲームに利用してください。

逆ダランベール法のまとめ

逆ダランベール法とは、直前のゲームで勝ったら賭け金を増やし、負けたら賭け金を減らすカジノ必勝法です。損失を抑えながらも、利益をコツコツ伸ばせます。
ただし連勝しないと逆ダランベール法の効果を最大限に発揮できません。
また短期決戦には向いておらず、長期戦を前提としているので、連勝の波を感じたタイミングに絞りこんで、逆ダランベール法を使うと効果的です。