グランパーレー法とは｜使い方や特徴&注意点を徹底解説

グランパーレー法とは

グランパーレー法とは、ゲームに勝ったら、「前回の賭け金額2倍＋α」を賭けていく「カジノ必勝法」です。連勝が続けば賭け金額も大きくなり、払い戻しされる金額も増えます。
グランマーチンゲール法が、ゲームに負けた時点から始まるのに対し、グランパーレー法は、ゲームに勝った時点からスタートするので、逆グランマーチンゲール法とも呼ばれています。
グランパーレー法の賭け方はシンプルで初期設定だけすれば、オンラインカジノカジノ初心者でも利用できます。

グランパーレー法の使用条件

グランパーレー法は、「勝率50％かつ配当2倍」のゲームに適しています。
具体的なゲームとして、オンラインカジノでは、赤か黒のどちらかに賭けるルーレット、バンカーとプレイヤーのどちらかが勝利するバカラやブラックジャックなどがあげられます。
なおグランパーレー法で利益が出る条件は、以下の2つが揃ったときです。

• 勝ちが続く
• 連勝中にゲームを終える

グランパーレー法は、ゲームに勝った時点から始まる必勝法です。たとえ勝利が続いていても、1回の負けでそれまでの勝利金がなくなります。連勝中にゲームを終え、勝ち逃げしなければ、利益は出ないので注意しましょう。

グランパーレー法の特徴

グランパーレー法の特徴として、短時間で大きく勝てる可能性があることと、１度負けるとそれまでの勝利金を失ってしまう点があげられます。

短時間で大きく勝てる可能性を秘めた必勝法

グランパーレー法は、短時間で大きな利益を獲得できる必勝法です。前回の賭け金額2倍と＋αを賭けるため、数回の連勝だけで、大きな利益を獲得できます。
ただし、連勝が途切れたり、連敗が続くと収益はマイナスとなるため、短時間で集中して勝負をかけたいときに試してほしい必勝法です。

またグランパーレー法は最初から多額を賭ける必要がないため、少ない資金でもスタートできます。ローリスクローリターンのグランマーチンゲール法よりも、実用性の高いカジノ必勝法といえます。

連勝しても１度負けるとマイナス収益に転落

グランパーレー法は、勝ち続ける前提で考案された必勝法です。そのため1度負けると、状況は一転します。いくら3連勝、4連勝していても、5戦目で負けるとこれまでの利益はすべて消え、マイナス収益に転じます。

グランパーレー法は、辞め時も重要なので、勝ち逃げできるタイミングを見計らう必要があります。また、グランパーレー法は負けたときの痛手が大きいため、精神的にもかなり負担のかかる必勝法です。

グランパーレー法の使い方

グランパーレー法の使い方は、基本の1単位を決め、勝った場合は「前回の賭け金額2倍＋1単位」を賭け、負けたらグランパーレー法を終了します。

手順1.1単位の金額を決める

グランパーレー法を使う前に、1単位の金額を決めましょう。グランパーレー法では、ゲームに勝った次の勝負で、前回の賭け金額＋αを賭けるので、基本となる1単位の金額が重要なポイントになります。
基本となる1単位によって、用意するべき資金量や、連勝時に得る利益に大きな違いが表れ、勝ちが続くにつれ、徐々に賭け金額が上がります。2連勝3連勝しても無理なく投資できる資金を用意しましょう。

手順2.勝ったら［前回の賭け金×2倍＋1単位］を賭ける

グランパーレー法は、ゲームに勝ったら、直前のゲームで賭けた金額の2倍と、手順1で決めた基本の1単位を合計した額を賭けます。
基本の1単位を1ドルと仮定すると、以下になります。

1回目に1ドルを賭けて勝利した場合、2回目では［1ドル×2倍＋1単位である1ドルを加えた額＝3ドル］をベットします。2回目のゲームでも勝利したら、3ドル×2倍＋1ドル＝7ドルを賭けます。
グランパーレー法は、基本の考え方を守り、前回賭け金額の2倍＋1単位を賭けるだけです。

手順3.グランパーレー法を終了する

グランパーレー法は、連勝中の任意のタイミングで終了します。逆に負けてしまうと全ての利益を失うので、必然的にグランパーレー法も終了となります。グランパーレー法は連勝により資金を増やすカジノ必勝法なので、事前に目標利益や終了する連勝数を決めてから使用してください。

バカラでグランパーレー法の実践方法

グランパーレー法の基本的な使い方が分かったところで、オンラインカジノのライブバカラを例に、グランパーレー法の実践での利用方法を紹介します。
なお、今回は1ドルを基本の「1単位」として設定しています。

 

１ゲーム目

まずは「プレイヤー」に1ドルをベットします。ゲーム結果はプレイヤーの勝利なので、配当は2倍で2ドルを獲得しました。累計収支は「＋1ドル」です。次のゲームからグランパーレー法を使い始めます。

 

 

２ゲーム目

先ほどの賭け金額は1ドルだったため、２ゲーム目の賭け金として【$3（$1×2倍＋$1）】を「バンカー」に賭けます。ゲーム結果はバンカーの勝利なので、「6ドル」を獲得しました。累計収支は「5ドル」です。

 

 

３ゲーム目

前回3ドルを賭けたため、３ゲーム目は【$7（$3×2倍＋$1）】を「バンカー」に賭けます。ゲーム結果は「プレイヤー」の勝利となり、ゲームに負けてしまったので、ここでグランパーレー法は終了です。

 

このように、グランパーレー法は連勝時に終了しない限り、損失を抱えてしまいます。これがグランパーレー法の最大のデメリットとなります。
勝ち逃げできるよう、グランパーレー法を終了するタイミングはよく検討しましょう。

グランパーレー法のシミュレーション

グランパーレー法と、パーレー法のシミュレーションをします。
シミュレーション条件は以下のとおりです。

5勝後の6戦目で負け

まずは5連勝した後、6戦目で負けた場合の結果を確認してみましょう。
以下の表は、パーレー法の収支シミュレーションです。

パーレー法は、ゲームに勝ったとき、前回の賭け額の2倍の金額を賭けます。連勝が続くにつれ、払い戻される金額も増えています。5連勝後の累計損益は31ドルとなります。6回目のゲームに負けてしまったため、これまでの利益は消えてしまいました。それどころか、1ドルの損失です。

続いてグランパーレー法の収支シミュレーション結果を見てみましょう。

グランパーレー法は、勝ったときに、前回の賭け金額の2倍＋1単位（1ドル）を賭けます。連勝が続くと賭け金額はパーレー法よりも多くなり、払い戻しされる金額も増えます。5連勝後の累計損益は、なんと57ドルです。
しかしパーレー法と同様、1回の負けでこれまでの利益はゼロになります。

さらに、パーレー法よりも多い金額を賭けているため、損失もパーレー法より多い結果になるので、グランパーレー法はパーレー法以上に、止め時が重要になる必勝法であることがわかります。

10連勝後の11戦目で負け

次に、10連勝した後、11回目のゲームで負けた場合の結果を確認してみましょう。
まずはパーレー法でのシミュレーション結果から確認です。

パーレー法は、何度連勝していても、負けると最初に賭けた金額分がマイナスになります。
今回の場合、5連勝後に負けても、10連勝後に負けても、1ゲーム目で賭けた1ドルのみが損失です。小さなリスクですが、連勝すればまとまったリターンを狙えます。

続いて、グランパーレー法でのシミュレーション結果を確認します。

10回連勝したのち、11回目のゲームで負けた場合、累計損益はマイナス11ドルです。グランパーレー法で連勝後に負けた場合の損失は、基本の1単位×勝負の回数となります。
今回のシミュレーションでは、11回目の勝負で負けたので、1ドル×11回＝11ドルの損失でした。
これが、グランパーレー法がハイリスクハイリターンといわれる理由です。

グランパーレー法の考察

ここまでのシミュレーション結果をもとに、グランパーレー法のメリット・デメリットを整理してグランパーレー法について考察します。

グランパーレー法は、連勝している限り大きく儲けることができますが、一度の負けでそれまでの利益を全て失ってしまうため、引き際が重要となります。ですので、ゲームの流れを読み、勝てる見込みが高い時のみ賭けるようにしましょう。毎ゲーム賭けてしまうと、どうしても負けることがあり、すべての勝利金を失うことに繋がってしまいます。

グランパーレー法のメリット

グランパーレー法のメリットは以下３点です。

グランパーレー法の注意点

メリットの多いグランパーレー法ですが、もちろんデメリットも多く、利用には注意が必要です。
主な注意点は以下３点です。

グランパーレー法のまとめ

グランパーレー法は、連勝時に使用する必勝法です。前回の賭け金額2倍＋1単位の賭け金を賭け、多額の勝利金獲得を目指します。目論見通りに進めば短時間で稼げますが、一度の負けで、それまでの利益はゼロになります。ハイリスクハイリターンの必勝法のため、使用には注意が必要です。
また、連勝が続けばグランパーレー法を続けたくなりますが、引き際も重要です。リスクを把握し、利益確定ラインは事前に決めておきましょう。
またグランパーレー法は、テーブルリミットへの到達が早い点もデメリットです。賭け金額が高額になると、ゲームのテーブルリミットにも近づきます。夢中になると、テーブルリミットを計算する余裕がなくなりがち。テーブルリミットも考えた上で１単位を設定し、上手にグランパーレー法を活用しましょう。