グッドマン法とは|使い方と特徴&期待値をシミュレーションで解説
グッドマン法は、別名「1235法」とも呼ばれており、賭け方の規則性に由来しています。グッドマン法は少ない資金でも 使えますが、連勝を前提としたカジノ必勝法なので、勝つ自信のあるゲームや状況で有利に働きます。
本記事では、グッドマン法の具体的な使い方や特徴からシミュレーションの考察結果を解説します。
- グッドマン法の具体的な使い方と特徴
- グッドマン法の実践方法をルーレットで説明
- シミュレーションから期待値・メリット・注意点を考察
目次[閉じる]
グッドマン法(1235法)とは
グッドマン法とは、ゲームに勝利するたび、一定のルールに従って賭け金額を増やしていく「カジノ必勝法」です。グッドマン法は、ゲームに勝ったら「1→2→3→5」と少しずつ賭け金額を増やしていくことから、別名「1235法」と呼ばれています。
獲得した利益を残しながらも、少しずつ攻められるため、着実に利益を伸ばしていける必勝法です。
また、ゲームに勝利するたびに賭け金を増やす必勝法としては、パーレー法やグランパーレー法も有名ですが、パーレー法やグランパーレー法は、連勝が続くと賭け金額が大きくなりやすく、精神的にも負担がかかります。対してグッドマン法は、連勝しても賭け金額の上昇は緩やかなので、ローリスク・ローリターンの賭け方といえます。そのため、オンラインカジノ初心者の方でも安心して利用できます。
グッドマン法の使用条件
グッドマン法は、連勝で利益を獲得するため、勝率の高いゲームで利用しましょう。オンラインカジノで遊べるゲームでは、ルーレットの赤黒やバカラ、ブラックジャックなど勝率50%かつ、配当2倍のゲームが適しています。勝率の低いビデオスロットやポーカーなどでは、グッドマン法のメリットが活かせないので注意しましょう。
グッドマン法(1235法)の特徴
グッドマン法の特徴として、使い方が簡単な点や勝率50%のゲームでも比較的利益が出しやすい点が挙げられます。ただし連勝することを前提とした必勝法のため、どのタイミングでゲームを切り上げて勝ち逃げするかが重要となります。
使い方が簡単で慣れればメモは不要
グッドマン法の最大の特徴は、使い方がシンプルな点です。使い方は決まった手順に沿って「1→2→3→5」と賭けていき、負けたら最初のステップ「1」に戻ります。コツや駆け引きは必要なく、ルールが覚えやすいので、少し慣れればメモを取る必要もありません。
勝率50%でも利益が出せる
グッドマン法は、勝率50%のゲームであれば大きな損失が出ることはないので、比較的利益が出しやすい必勝法です。ルーレットの赤黒やバカラなど、勝率50%のゲームに適しています。また、勝率50%のほとんどのゲームはルールがわかりやすいため、初めてオンラインカジノで遊ぶ人でも楽しめるでしょう。
連勝を前提としたカジノ必勝法
グッドマン法は、連勝することを前提に考えられた必勝法です。最低でも3連勝すれば、確実に利益を出せます。逆に、勝ちと負けが交互に訪れるような流れでは、損失額が少しずつ大きくなります。そのため、連勝が難しい流れであれば早い段階で、グッドマン法の使用を中止することをオススメします。
グッドマン法(1235法)の使い方
グッドマン法はゲームの勝敗に応じて賭け金額の単位を「1→2→3→5」の順に変えてプレイします。例えば「1単位=100円」と決めたら「100円→200円→300円→500円」の順に賭けていきます。
グッドマン法を利用する具体的な流れは以下の手順となります。
- 基本となる1単位の金額を決める
- 1単位を賭けてゲームスタート
- 勝ったら2→3→5単位と順番に賭けていく
- 5単位で勝った後も5単位で賭け続ける
- 負けたら1単位に戻る
グッドマン法は、ゲームに勝った時点からスタートするので、1単位を賭けて負けている内はグッドマン法を使えないので注意しましょう。なお、グッドマン法は連勝しても、賭け金額は前回ゲームの払戻金を充てられるため、最高賭け金額を気にする必要はありません。1単位は、最大許容損失額で決めましょう。
1→2→3→5の規則に従って賭けていき、負けたら最初の1単位に戻るか、グッドマン法を終了します。
グッドマン法(1235法)をルーレットで実践する方法
オンラインカジノのライブルーレットを例にして、グッドマン法の実践方法を解説します。
今回は基本となる「1単位」を100円として進めます。なお、最初に用意した軍資金は5,000円です。
まずはルーレット1回目です。基本の1単位である100円を「赤」にベットします。残りの自己資金は4,900円です。
ゲームの結果は「赤」なので予想が当たりました。1勝したのでグッドマン法をスタートします。配当は2倍なので200円を獲得しました。
グッドマン法の「1→2→3→5」の規則に従い、2単位となるので、200円(100円×2)を賭けます。200円を「黒」にベットします。
ゲームの結果は「黒」なので予想が当たり、400円(200円×2倍)が払い戻されます。
次にグッドマン法の3回目なので300円(100円×3)を賭けます。先ほど払い戻された400円から300円のみを賭けるため、残りの100円は使いません。300円を「赤」にベットします。
ゲームの結果は「黒」なので負けです。先ほど使わなかった100円は、最初に賭けた100円が戻ってきたものとして計算します。3回目の勝負で負けた場合は、プラマイゼロになるため、手持ち資金は5,000円となりました。
先ほどの勝負に負けたため、グッドマン法は最初のステップに戻ります。「赤」に1単位である100円をベットします。
ゲームの結果は「赤」で勝ちです。配当金は2倍の200円です。軍資金は100円プラスの5,100円となっています。
前回の勝負で勝ったため、2単位となり200円(100円×2)になります。200円を「赤」に賭けます。
ゲームの結果は「赤」なので勝ちました。配当は400円です。軍資金の残高は5,300円に増えました。
このようにグッドマン法は勝てば、規則に従い、賭け金を増やしていきますが、負けたら1単位に戻ることから大きな損失は出にくい堅実なカジノ必勝法です。
グッドマン法(1235法)のシミュレーション
グッドマン法を使った場合における、様々なシミュレーション結果です。
シミュレーション条件は、以下のとおりです。
- 1単位1ドル
- 勝率は50%
- 配当は2倍
10ゲームで前半5連勝するケース
まずはグッドマン法を使用して5連勝したあと、5連敗した場合のシミュレーションです。
4連勝したため、5回目のゲームでも5ドルを賭けています。しかし、6回目のゲームでは、負けてしまいましたので賭け金を1ドルにリセットします。その後も負けが続いたため、1ドルを賭け続けましたが、結果は5連敗となりました。
連敗が続いても、累計損益はプラス10ドルで終了しました。5回目のゲームで終了していれば、19ドルの累計損益だったため、グッドマン法は止め時も肝心であることがわかります。
また、本シミュレーションの期待値も確認してみましょう。
(勝つ確率×獲得可能金額-負ける確率×賭け金額)で計算されます。
なお、勝率50%のゲームを10回おこない、5連勝する勝率は、0.09765625%です。そのため期待値は【0.09765625%×19ドル-0.09765625%×21ドル=-0.1952…ドル】と計算されます。マイナス数値となりましたが、10回のゲームでこれほど数値が少ない点は、グッドマン法のメリットのひとつです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | ・・・ | 10回目 |
---|---|---|---|---|---|
1ドル | 2ドル | 3ドル | 5ドル | 1ドル | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
1ドル | 3ドル | 5ドル | 9ドル | 10ドル |
10ゲームで後半5連勝するケース
今度は逆に、前半に5連敗したのち、後半で5連勝した場合を見てみましょう。
負けた場合は、賭け金額を1単位にリセットします。5回目の勝負終了後には、1ドル×5回=5ドルのマイナスになります。しかしそこから巻き返し、5連勝したため、最終的な損益は26ドルのプラスです。
このように、いくら連敗が続いても、3回以上の連勝さえすれば確実に利益を出して終えることができます。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | ・・・ | 10回目 |
---|---|---|---|---|---|
1ドル | 1ドル | 1ドル | 1ドル | 5ドル | |
× | × | × | × | 〇 | |
-1ドル | -2ドル | -3ドル | -4ドル | 26ドル |
10ゲームで負けが交互に出るケース
最後に、勝ちと負けが交互になった場合の損益がどう変化するか、確認してみましょう。
1回勝てば賭け金額を2ドルに増やしますが、次のゲームで負けると賭け金額は再度1ドルに戻します。1ドルと2ドルの賭けを繰り返した結果、累計損益はマイナス1ドルで終了します。損失が大きくなりすぎないのも、グッドマン法のメリットです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | ・・・ | 10回目 |
---|---|---|---|---|---|
1ドル | 2ドル | 1ドル | 2ドル | 2ドル | |
〇 | × | 〇 | × | × | |
1ドル | -1ドル | 0ドル | -2ドル | -1ドル |
グッドマン法(1235法)のメリット
グッドマン法の特徴やシミュレーション結果から、考えられるメリットは、連勝が続いた場合に利益を大きく出来るにも関わらず、負けた場合の損失は最初に賭けた1単位で済む点です。
連勝が続くと高い効果
グッドマン法は、連勝を前提にして考案された必勝法であり、3連勝すると利益が確定します。さらにグッドマン法は、連勝数が多いと利益も多くなっていきます。仮に5連勝すると、プラス16単位の利益が獲得できます。
負けても損失が少なくて済む
グッドマン法のメリットの一つとして、ローリスクで試せる点があげられます。どのタイミングで負けても、損失は最初に賭けた1単位のみで済みます。複数回挑戦し、たとえ連敗しても、損失はそれほど大きくなりません。基本的には、最初に賭けた1単位分しか損失がないため、リスクの少ないオンラインカジノ必勝法といえます。
連勝しても賭け金額は急激に増えない
軍資金が少ない人でも挑戦しやすい点も、グッドマン法のメリットです。最初に設定する1単位を、最小ベット額にしておけば、多額の軍資金は必要ありません。たとえ連勝し続けても、前回のゲームで獲得した利益のみを賭けるだけです。
グランパーレー法のように、前回のゲームで賭けた金額にプラスアルファで資金を追加する必要はありません。
賭け金額が膨れ上がらないため、テーブルリミットに引っかかる心配もありません。
グッドマン法(1235法)のデメリット
グッドマン法のデメリットとして、高配当が狙えないことや、連勝しなければ利益を生み出しづらいことが挙げられます。
短期的な高配当は狙えない
グッドマン法は、どちらかといえば、守りを重視した方法のため、爆発的な利益獲得や、短期的な高配当は狙えません。コツコツと連勝を重ねながら、堅実に利益を積み重ねていく必要があります。
また少額の利益を大きく増やすには、相当の時間を要します。オンラインカジノで一攫千金を狙いたい人や短時間で利益を手にしたい人には、グッドマン法の利用は適していません。
連勝の流れを掴むのが難しい
グッドマン法は、連勝で効果を発揮する必勝法です。そのため、連勝の流れに乗るタイミングで使う必要があります。勝ちと負けが交互に来る流れでは、損失が増えてしまうこともあるので、読み通りの展開にならなければ、少しずつ損失が増える可能性があることも理解した上で利用しましょう。
また、連勝が難しいと判断した場合は早めにグッドマン法の中止も検討しましょう。
グッドマン法(1235法)のまとめ
グッドマン法は別名の1235法からも想像できるように、賭け金を1→2→3→5と上げていくオンラインカジノの必勝法です。連勝すれば5を賭け続け、負けたタイミングで1に戻します。負けた際の損失は、最初に賭けた1単位のみです。連敗しても大きな損失にはならないうえ、損失を事前にコントロールできるのもメリットです。ローリスク・ローリターンの必勝法といわれていますが、連勝すればまとまった利益が望めます。着実に利益を積み上げながら、オンラインカジノを楽しみたい人に最適の必勝法といえます。