レオベガス(LeoVegas)日本撤退のお知らせ | 功績と撤退理由
レオベガスとは、2012年にスウェーデンで発祥したオンラインカジノサイト。キングオブモバイルカジノと呼ばれており、スマホなどのモバイル端末でのユーザビリティが高く評価されています。
また、レオベガスの運営会社であるLeoVegas AB社はスウェーデンの上場企業であり社会的にも信頼性が担保されている会社です。日本語対応などは2019年から行っており、英語が苦手な日本人の方であっても楽しむ事が出来るようになりました。
そんなレオベガスですが、残念ながら2022年8月31日をもって日本市場からの撤退が決定しています。ここでは、なぜレオベガスが日本市場から撤退してしまったのかについて解説します。
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レオベガスとは
ここではレオベガスの基本情報について解説します。
公式サイトURL | https://www.leovegas.com/ja-jp/ |
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サイト公開年月 | 2012年 |
運営会社 | LeoVegas AB社 |
会社設立年月 | 2011年 |
会社所在地 | Level 7, The Plaza Business Centre, Bisazza Street, SLM1640, Sliema, Malta |
所得ライセンス | マルタ共和国発行 |
サイト内通貨(プレイ通貨) | アメリカドル |
対応端末 | パソコン/スマホ |
遊べるゲーム総数 | 2,000種類以上 |
入金不要(登録)ボーナス | 50回のフリースピン |
初回入金ボーナス | 初回〜3回目までの入金で賭け条件をクリアすると入金額と同額のキャッシュ |
日本語サポート (チャット) | 日本時間16:30〜25:30 |
日本語サポート (メール) | 上記以外の時間 |
日本語サポート (電話) | 対応無し |
レオベガスの信頼性と功績
ここではレオベガスカジノにおける信頼性について解説します。
名誉ある賞の受賞歴があったり、信頼性の高いライセンスを保有していたり、会社の運営もスウェーデンの上場企業であったことから非常に信頼性が高かったことが伺えます。
信頼性の高い運営ライセンスを保有
レオベガスが保有しているオンラインカジノ運営ライセンスの発行元はマルタ共和国です。
マルタ共和国発行のライセンスは、数あるライセンス発行国の中でも信頼性が置かれている為、レオベガスの運営も信頼出来ます。
証券取引所の上場企業による運営
前述の通り、レオベガスの運営会社であるLeoVegas AB社はスウェーデンの証券取引所に上場している企業です。運営会社や監査機関だけでなく、一般の株主へも運営状況を報告しなければならない為、会社の運営状況が正しくなければ上場企業を維持出来ません。
多数の名誉ある受賞歴
レオベガスは様々なオンラインカジノにおける賞を獲得しています。
2019年にベストオンラインカジノ賞を受賞しており、翌年には『年間ベストモバイルオペレーター賞』『年間オンラインゲームオペレーター賞』『年間カジノオペレーター賞』『年間モバイルオペレーター賞』の4つのオペレーターに関する賞を受賞しています。
レオベガスが撤退した理由
ここではレオベガスが日本市場から撤退する理由について筆者の考察を述べます。
正式に発表されている内容ではありませんので、あくまで筆者の考えとして捉えて頂ければと思います。
MGM社による買収
MGM社とは、正式名称MGM Resorts Internationalの事であり、ラスベガスなどのカジノで有名な場所を中心にランドカジノを展開しているアメリカの大手企業です。 同社は、ラスベガスで有名なホテルの1つであるベラージオホテルの経営も行っています。
日本においては、大阪市の総合型リゾート (IR) 建設へ向けて提携先の1つとして選ばれているのがMGM社。 今後、日本におけるカジノ関係の話題とは切っても切れない関係にあるのが、このMGM社である事がわかります。
ロイター通信の情報だと、2022年5月2日 (月) にMGM社(MGM Resorts International)は日本でも人気のあるオンラインカジノであるレオベガスを運営するスウェーデンのLeoVegas AB社を、約790億円 ($670million) で買収する事を公表しました。コロナウイルスの流行によってオンラインゲームの需要が喚起された事により、オンラインのブックメーカーサイトを運営するBetMGMは2022年の初めに売上高13億ドル以上の業績予測を発表したのです。
この出来事は、ランドカジノを主軸に経営を行ってきたMGM社にとって大きな転機になったといわれています。
MGM社のCEOである、ビル・ホーンバックル氏は「当社はアメリカのBetMGMで大きな成功を収め、ヨーロッパを中心に展開しているレオベガス社の買収により、オンラインゲームのプレゼンスを拡大する」と述べています。
レオベガス撤退のまとめ
これらの出来事をまとめて考察すると、MGM社はランドカジノの経営においては成功を収めている企業ですが、オンラインカジノとなるとまだまだ知見は浅いと考えられ、経営が上手くいかなかったという可能性もあります。