WYBWYPシステムの完全ガイド|ルーレットの使い方と威力を徹底解説
WYBWYPシステムとは、ルーレットのカラムベットとダズンベットを利用して高確率で利益を獲得できるルーレット専用の必勝法です。1セット4ゲームのうち、1勝すれば利益確定しますが、仮に全敗しても最大8単位の損失で済むことからルーレット初心者にもおすすめです。
本記事では、WYBWYPシステムの特性や具体的な使い方から成功させるためのコツを解説します。
- WYBWYPシステムの基本スペックやメリット・デメリット
- ルーレット100ゲームの実践シミュレーションと効果の検証
- WYBWYPシステムの具体的な使い方や上手に使うためのコツ
目次[閉じる]
ルーレット必勝法のWYBWYPシステムとは
WYBWYPシステムは、What You Bet is What You Profitの頭文字をとった「ルーレット専用の必勝法」です。
直訳すると「あなたが賭けたお金はあなたのもの」というダサい意味ですが、意外に使用しているプレイヤーは多くいます。
WYBWYPシステムは、4回勝負が1セットになっており、1セットで1回勝てば利益を獲得できます。
また、WYBWYPシステムは勝率約32.4%(ヨーロピアンルーレットの場合)の賭け方に使うので理論上、ほぼ勝てることになります。
WYBWYPシステムの基本スペック
WYBWYPシステムは、1セット4ゲームで合計8単位を使用するルーレット必勝法です。最大4ゲームの内、どこかで1勝すると確実に利益を獲得できますが、「利益の額」には違いがあります。
以下は勝利ゲームの利益と理論上の勝率をまとめた表です。
勝利のタイミング | 利益額 | 勝率(ヨーロピアンの場合) |
---|---|---|
1ゲーム目 | 2単位 | 約32.43% |
2ゲーム目 | 1単位 | 約54.34% |
3ゲーム目 | 2単位 | 約69.15% |
4ゲーム目 | 4単位 | 約79.15 |
上記表のとおり、最も利益が多いのは4ゲーム目の勝利で最も利益が小さいのは2ゲーム目の勝利です。
また、4ゲーム以内に少なくとも1勝できる確率は約79.15%なので、10セット使用すると8セット前後は成功することになります。これがWYBWYPシステムが人気の所以です。
WYBWYPシステムの使い方
WYBWYPシステムは、1単位の賭け金を設定し、負けるたびに【1単位→1単位→2単位→4単位】の順に賭けるだけです。勝った場合はWYBWYPシステムを終了し、最初の1単位に戻って繰り返します。
また、WYBWYPシステムの賭ける位置は、ルーレット3倍配当のダズンベット3カ所とカラムベット3ヶ所の計6カ所から1ヶ所を選びます。
以下はWYBWYPシステムの各手順の詳細です。
ダズン又はカラムベットの1ヶ所を決めて1単位を賭ける
WYBWYPシステムは、「ダズンベット」もしくは「カラムベット」に限定されています。それぞれ3つに分けられているため、ベットできる場所は合計6ヶ所です。6ヶ所のうち、1ヶ所のみに限定して1単位を賭けましょう。
複数の場所にベットしたり、2単位以上にベットしたりすると、WYBWYPシステムの効力が発揮できないので注意が必要です。
負けたときは賭け金を上げる
WYBWYPシステムは賭けると【1→1→2→4】の順序にしたがって、賭け金を上げていきます。
例えば初回ゲームで1単位を賭け、負けてしまったら、次のゲームでも1単位を賭け、再度負けると、賭け金を2単位に上げます。同様に、3回目のゲームでも負けた場合は最終ゲームで4単位を賭けて勝負します。
4連敗したら合計8単位の損失が確定して1セット終了です。
勝ったときはリセットして再スタート
WYBWYPシステムは1セット4ゲームのうち、1勝した時点で終了となり、最初の1単位に戻ります。
WYBWYPシステムの効果を実践シミュレーションで検証
実際のオンラインカジノのルーレットを使用してWYBWYPシステムのシミュレーションを行います。前提条件として、1単位を1€として初期資金€5,000から100ゲーム行います。
WYBWYPシステムのシミュレーション結果
WYBWYPシステムを利用した100ゲームシミュレーションの結果は以下のとおりです。
収支 | -38€ |
---|---|
成功セット数 | 26セット |
失敗セット数(4連敗) | 11セット |
勝敗 | 27勝73敗 |
勝率 | 27.0% |
今回のWYBWYPシステムの100ゲームシミュレーションでは、8ゲーム目に最大+10€まで利益を積み上げることが出来ましたが、そこから少しずつマイナスが膨らみ、100ゲーム目には-38€の損失が出て終了です。
WYBWYPシステムの損益や勝率を考察
今回のWYBWYPシステムのシミュレーションは、不運な4連敗により最終赤字となりました。
特に後半50ゲーム目から91ゲーム目の間、4連敗を7セット経験しており、このタイミングで大きく損失が膨らみました。
また4ゲーム目以外で勝利しても利益が少なく、4連敗による損失を埋めることは難しいと思われます。
ただ、前半20ゲーム目前後までは1セットの成功数が多く、利益が増えていたことから、WYBWYPシステムは波があるので、利益確定のタイミングが重要だと思われます。
WYBWYPシステムのメリットとデメリット
シミュレーションの結果を踏まえ、WYBWYPシステムのメリットとデメリットを考察します。
WYBWYPシステムの主なメリット
WYBWYPシステムのメリットは、以下の2点です。
- シンプルで覚えやすい
- 1回でも勝てば確実に配当が受け取れる
WYBWYPシステムは負けても賭け金の変動は単純で誰でも簡単に覚えることができます。
また4ゲームの内、1回でも勝てば利益が確定するので、勝率も比較的高い必勝法です。
WYBWYPシステムの主なデメリット
WYBWYPシステムのデメリットは、以下の2点です。
- 4連敗すると損失は大きい
- 1度に獲得できる利益は少額
WYBWYPシステムは、4連敗すると8単位の損失が確定するので勝利したときの利益額を考慮しても損失によるダメージは大きいと考えられます。
またWYBWYPシステムは、4ゲーム目以外でも勝っても利益は1単位や2単位なので、4連敗の損失を取り戻すには時間もかかります。
WYBWYPシステムの成功確率を高めるコツ
WYBWYPシステムの成功確率を高めるコツは、「ギャンブルの波」を逆手に取ることです。
ルーレットは微妙な円盤の傾きや、ディーラーの球を投げる癖で、実践結果は確率とおりに進まないことがほとんどです。そこで、ルーレットが確率通りに進まない要因を逆手に以下2つの方法で勝率を高めます。
空回しで勝率を上げる
ルーレットのダズンベットとカラムベットは、勝率1/3なので、空回しをして同じエリアに3回連続で球が落ちるのを待ちます。それは実践でも4連続で同じエリアに球が入ることは非常に稀だからです。
何度か空回しをして、ルーレットの傾向やゲームの波を読みましょう。
目標利益を決めて勝ち逃げを徹底
どんなカジノ必勝法でも、ゴール設定が重要です。ゴールを決めないまま賭け続けていると、いつの間にか軍資金が底をつき、退場を余儀なくされる可能性があるからです。
WYBWYPシステムでは、目標利益をゴールに設定しましょう。
仮に当日の目標利益を50ドルに設定したら、50ドルに到達した時点でゲームは終了です。ズルズルとWYBWYPシステムを続けても、獲得できる利益には限界があります。
また、損失を最小限に抑えたい場合は、損切りラインをゴールに設定しておくのもオススメです。損切りラインを$20や$30に設定しておき、損失が上限に到達したら当日のゲームは終了してください。
WYBWYPシステムの総合評価
本記事では、WYBWYPシステムの使い方や実践シミュレーションの結果を紹介しました。
ルーレット専用の必勝法はWYBWYP以外にも10種類以上ありますが、初心者が手始めに覚えるのに適しています。WYBWYPシステムは最初に1単位の金額を決めて、ダズンベットかカラムベットのどこか1カ所に賭けるだけです。まず1単位を賭けて負けるたびに「1・1・2・4」と増やしていきます。1セット4ゲームの内、1勝すれば利益が確定するので理論上、成功確率は高めです。
ただ、実践シミュレーションからも分かるように、連勝と連敗の波が起きるので、勝って利益が増えているときに勝ち逃げすることが重要です。