ルーレット必勝法「2/3ベット法」完全ガイド｜使い方と勝つためのコツを解説

ルーレット必勝法の2/3ベット法

2/3ベット法（98.48%法）は、ルーレットのベットエリアを3つに分けて、その内2つのエリアに各１単位ずつ賭ける「ルーレット専用の必勝法」です。
ルーレットには大きくインサイドベットとアウトサイドベットの2種類があり、2/3ベット法は、アウトサイドベットを利用して、1つのエリアにあるすべての数字にベットします。

2/3ベット法は時間を掛けて高確率で配当を獲得したいときに適した必勝法なので１ゲームに対して高額ベットで勝負したいときにおすすめです。

2/3ベット法の特徴

2/3ベット法は、3回連続で同じエリアに球が落ちたときに開始します。そのため、使用条件を満たすまで2/3ベット法を使えないので短時間で勝負したい人にはあまり向いていません。

2/3ベット法がルーレットの必勝法といわれるのは、4回連続で同じエリアに落ちる確率は非常に低いといった予測からです。

理論上０を含む１エリアの数字13個に対して４回連続で球が落ちる確率は（13/37）の４乗で「1.52%」しかなく、余事象を計算することで「4回連続で落ちない確率」を求めることができます。その結果、3回連続で落ちたエリアを外して賭けると４回目に勝てる確率は98.48％となります。

2/3ベット法の使い方

2/3ベット法は、3回連続で球が同じカラム又はダズンベットに落ちた時点で残りの２エリアに賭けます。
例えば上図のように「2 to 1（1,4,7,10….）」のカラムベットに３回連続で球が落ちた場合、残り２つのカラムベットに同額のチップを賭けます。

2/3ベット法に使用するエリア

2/3ベット法は、36個の数字（「0」や「00」は除く）を3つのエリアに分けた「カラムベット」又は「ダズンベット」を利用します。それぞれの賭け方は以下のとおりです。

カラムベット

カラムベットとは、横一列に並ぶ12コの数字に賭けるベット法です。カラムベットで賭けることができる列は３種類あり、以下のとおりです。

• 一番上の列：3～36
• 真ん中の列：2～35
• 一番下の列：1～34

カラムベットで予想が的中した場合の「配当は３倍」です。

ダズンベット

ダズンベットとは、ルーレットテーブル上の数字を左から3つに区切りいずれかのエリアに賭ける、方法です。ダズンベットで賭けることができるエリアは３種類あり、以下のとおりです。

• 左：1～12
• 中央：13～24
• 右：25～36

なお、ダズンベットの配当金もカラムベットと同様で３倍です。

2/3ベット法の手順

2/3ベット法の手順は５つの工程に分けられます。３回連続で同じエリアに入るまで空回しを続け、3回連続で同じエリアに止まったら次のゲームで他の２つのエリアに賭けます。
当たった場合は配当を受け取り、外れた場合は最初の工程に戻るので、3回連続で同じエリアに止まるのを待ちます。なお、ルーレットは「ヨーロピアンルーレット」を使用します。

 

空回しして様子を見る

2/3ベット法では、最初どこにも賭けずにルーレットを回します。
どのエリアに球が落ちたかを確認しながら、空回しを続けます。今回は「28」に入ったため、カラムベットでは下段、ダズンベットでは左エリアです。

 

 

3回連続で同じエリアに入るまで空回し

2/3ベット法では、カラムベットもしくはダズンベットのどちらかで、同じエリアに3回連続で球が入るまで空回しを続けます。シミュレーションでは、5回の空回しの結果は【28・1・27・27・3】となりました。
この時カラムベット「2:1（3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33,36）」に３回連続で入ったことになるので、次で2/3ベット法を使います。

 

 

残り２つのカラムベットに賭ける

今回のシミュレーションでは、一番上のカラムベットのエリアに入ったため、それ以外の2つのエリアに賭けます。今回の例では、中段と下段に1ドルを賭けています。

 

 

的中したら再度空回し

中段のカラムベットに入ったため、配当金を受け取りました。ここで一旦、2/3ベット法は終了したので、再度STEP1に戻りましょう。
ここで万一、４回目も同じ「2:1（3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33,36）」に入った場合、更に５回連続で同じカラムに入る確率は「約0.53%」しかないので、再度STEP3と同じ２ヶ所にカラムにベットします。

 

2/3ベット法の勝率

2/3ベット法の勝率は98.48％ですが、この勝率の理由を計算します。ヨーロピアンルーレットにある37個の数字を3つのエリアA・B・Cと分け、Aエリアに連続で球が入った際の確率を計算します。

• Aエリア：0～12
• Bエリア：13～24
• Cエリア：25～36

Aエリアに球が入る確率は【13÷37×100＝35.14％】です。
続いて再度Aエリアに球が入る確率は【13÷37×13÷37×100＝12.4％】となります。これを繰り返して計算すると、Aエリアに連続で球が入る確率は以下のとおりです。

この表からわかるように、4回連続で同じエリアに球が入る確率は1.52％です。つまり、４回連続で同じエリアに入らない（=4回目でBエリアもしくはCエリアに球が入る）確率は【100％-1.52％＝98.48％】となります。そのため、2/3ベット法で残り2つのエリアに賭ければ、98.48％で勝利できる計算となります。

2/3ベット法のメリットと注意点

2/3ベット法のメリットとして、低リスクかつ高確率で勝利できる点が挙げられます。
一方で、2/3ベット法を利用する際の注意点として、いつでも使える訳ではないので時間がかかることや連敗すると回収に時間がかかることなどが挙げられます。

そこで2/3ベット法を使うメリットと注意点について、再度確認しておきましょう。

2/3ベット法を使うメリット

2/3ベット法をルーレットで使う主なメリットは以下3点です。

• 高確率で勝利できる
• 低リスクで挑戦できる
• 資金が少なくても導入可能

2/3ベット法は98.48％の確率で利益が出るため、リスクも低く、初心者でも安心して挑戦できます。シミュレーション通りにゲームが進めば爆益が狙えますが、損失が思った以上に膨らむ可能性も否定できません。また、まとまった資金がなくても始められるので、コツコツと着実に利益を出したい方にオススメです。

2/3ベット法を使う際の注意点

2/3ベット法を使う際の注意点は以下２点です。

• 開始するタイミングがすぐに来るとは限らない
• 連敗すると損失回収が大変

2/3ベット法は、１つのエリアに３回連続で落ちることが前提条件であるため、いつでも利用できるわけではありません。ルーレットを何十回も空回しして初めて、条件が揃うケースもあるため、忍耐力が必要となります。

また、連敗時の損失回収にも時間がかかる点もデメリットです。2連敗3連敗と負けが続くと、損失の回収には時間がかかりますので、賭ける金額には注意しましょう。

2/3ベット法で勝つためのコツ

2/3ベット法は圧倒的な勝率を誇る必勝法ですが、少しのコツを取り入れるだけで、さらに勝率を上げたり、利益を増やしたりできます。
2/3ベット法を使用する際のコツを紹介します。

ココモ法の併用

ココモ法とは、負けたときに賭ける金額を2倍にしていくカジノ必勝法です。
カジノ必勝法で有名なマーチンゲール法の改良版として考案されています。負けると賭け金額を増やすタイプの必勝法で、負けが続くと賭け金額も膨らんでいきますが、連敗しても1回の勝利でそれまでの損失を回収できます。

2/3ベット法は一度に2つのエリアに賭けるため、1つのエリアに賭けたときと比較すると損失は2倍です。このデメリットを克服するためには、ココモ法の併用がオススメです。
負けたときに賭け金額を2倍に増やせば、1回の勝ちでそれまでの損失をすべて回収できます。

参考：ココモ法とは｜使い方や正しい損切り方法とメリット&欠点を解説

空回しの回数を増やしてデータの精度を高める

ルーレットの基本戦略は「空回し」です。
2/3ベット法だけでなく、全ての状況に置いて空回しは非常に有効な手段です。ルーレットはホイールの微妙な傾きやディーラーの癖で結果に連続性が現れます。

2/3ベット法の本質的な原理も空回しで勝率を高めることにあります。本当に大勝負に出るときは３回連続より４回連続、５回連続で同じカラム又はダズンベットに落ちるまで待つことで更に勝利を上げることができます。

2/3ベット法の総合評価

2/3ベット法は、4回連続で同じエリアに出る確率が低い点に注目して考案されたルーレットのみで利用できるカジノ必勝法です。理論上は98.48％で利益獲得できます。少額から挑戦でき、複雑な公式や数列は利用しないので、オンラインカジノ初心者でも、すぐに始められます。

しかし3回連続で同じエリアに止まるまで時間がかかることがあり、チャンス到来のタイミングが予測できません。また万が一、連敗数が多くなると、損失の回収にも時間がかかります。2/3ベット法を利用する際は、リスクを把握したうえでゲームに取り入れましょう。