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直近更新日:2023年9月14日

ルーレット必勝法「わらしべ長者法」完全ガイド|使い方や勝率を解説

わらしべ長者法とは、少額資金からスタートして徐々に高額配当を目指すルーレット専用の必勝法です。わらしべ長者の物語がもとになっており、成功する確率は低いものの、成功すれば最高144倍の配当を獲得できる、まさに「ストーリー」仕掛けの必勝法です。
本記事では、わらしべ長者法の基本スペックや具体的な賭け方から成功確率を上げるコツを解説します。

この記事を読んで分かること
  • わらしべ長者法の基本スペックと具体的な使い方
  • 10ゲーム実践シミュレーションをもとに成功確率や利益を検証
  • わらしべ長者法のメリット・デメリット

ルーレット専用の必勝法「わらしべ長者法」とは

わらしべ長者法とは、おとぎ話のわらしべ長者をもとにして作られた「ルーレット専用の必勝法」です。
わらしべ長者とは、自分が持っている価値が低いものを人と交換していき、徐々に高額なものに変えることができるという方法です。これと同じような手法を使ってルーレットでも資金を大きく増やすことができます。
わらしべ長者法の主な特徴は、以下の通りです。

  • 6つの手順と賭け方を踏む
  • 20単位の資産が144単位まで増える
  • ルーレット以外のゲームには使用できない

わらしべ長者法は手順が多く、複雑そうに思いますが、一度覚えてしまえば誰でも実践できる簡単なルーレット必勝法です。

わらしべ長者法の基本スペック

わらしべ長者法とは、6つ手順を踏んで徐々に資産を増やす手法です。各手順で使う賭け方によって勝率や賭け金も変わってきますので、事前に確認しておきましょう。

ステップ数 勝率 達成率 ベット額 配当 利益 累計資金
手順1 81% 81% 20 5倍 4 $24
手順2 65% 53% 24 2倍 12 $36
手順3 65% 34% 36 8倍 18 $54
手順4 73% 25% 54 11倍 18 $72
手順5 81% 20% 72 17倍 18or-36 $90or$36
手順6 65% 13% 90 35倍 54or-54 $144or$36

わらしべ長者法は、全6手順で勝って1セット完了となり、その確率は約13%程度ですが、成功すれば合計144単位の配当を獲得できます。

わらしべ長者法の具体的な使い方

わらしべ長者法の詳しい使い方や手順について確認していきましょう。わらしべ長者法は以下6種類のインサイドベットを使って20単位を144単位まで順に増やしていきます。

  1. Wストリートベット
  2. ダズンベット
  3. コーナーベット
  4. ストリートベット
  5. スプリットベット
  6. ストレートアップ

それぞれ賭け方が異なりますし、賭ける単位も変わってきます。そのため、それぞれのやり方と順番をしっかりと理解して使う必要があります。

【手順1】Wストリートベット5ヶ所に4単位ずつを賭ける

Wストリートベット5ヶ所に4単位ずつを賭ける画像

ダブルストリートベットとは、縦2列・数字6個をカバーするようなベット方法のことを指します。

【手順1】では、ダブルストリートベットで5ヵ所にそれぞれ4単位ずつベットしていきます。
今回は1単位を1ドルとして、「1~6」「7~12」「13~18」「19〜24」「25~30」の5か所にベットしていきます。そのため、合計ベット金額は$20となります。
当たった場合には【手順2】に進み、もしも外れた場合にはもう一度【手順1】を実施します。

【手順2】ダズンベット2ヶ所に12単位ずつ賭ける

ダズンベット2ヶ所に12単位ずつ賭ける画像

ダズンベットとは、「1~12」「13~24」「25~36」のそれぞれ12個の数字をカバーする賭け方です。

【手順2】では、この3カ所のダズンベットから2ヵ所のダズンベットに12単位ずつベットしていくので、合計ベット額は$24となります。今回は、「1~12」「13~24」の2ヵ所のダズンベットに賭けます。
当たった場合は【手順3】に進み、外したら【手順1】に戻ります。

【手順3】コーナーベット6ヶ所に6単位ずつ賭ける

コーナーベット6ヶ所に6単位ずつ賭ける画像

コーナーベットとは、隣り合っている数字4つをカバーする賭け方です。

【手順3】では、6か所のコーナーベットにそれぞれ6単位ずつベットしていくので、合計金額は$36となります。
今回は「2・3・5・6」「7・8・10・11」「14・15・17・18」「19・20・22・23」「26・27・29・30」「31・32・34・35」の6ヵ所を選択します。
当たれば【手順4】に進み、【手順1】に戻ります。

【手順4】ストリートベット9ヶ所に6単位ずつ賭ける

ストリートベット9ヶ所に6単位ずつ賭ける画像

ストリートベットとは、縦に並んでいる3つの数字をカバーする方法です。

【手順4】では9ヵ所のストリートベットに各6単位ずつベットしていくので、合計金額は$54となります。
今回は、「1~3」「4~6」「7~9」「10~12」「13~15」「16~18」「19~21」「22~24」「25~27」の9箇所を選択します。
当たれば【手順5】に進み、外したら【手順1】に戻ります。

【手順5】スプリットベット14ヶ所に各5単位と1ヶ所に2単位を賭ける

スプリットベット14ヶ所に各5単位と1ヶ所に2単位を賭ける画像

スプリットベットとは、縦横に並んでいる2つの数字をカバーする方法です。

【手順5】では、14か所のスプリットベットに各5単位と1カ所のスプリットベットに2単位ベットしましょう。
今回は、「1・4」「2・5」「3・6」「7・10」「8・11」「9・12」「13・16」「14・17」「15・18」「19・22」「20・23」「21・24」「25・28」「26・29」の14か所に各5単位、「27・30」の1ヵ所に2単位をベットします。合計ベット金額は$72となります。
当たれば【手順6】に進み、外れれば【手順1】に戻ります。

【手順6】ストレートアップ22ヶ所に各4単位と2ヶ所に各1単位を賭ける

ストレートアップ22ヶ所に各4単位と2ヶ所に各1単位を賭ける画像

ストレートアップとは0~36まで用意されている数字の1つにベットする方法です。

【手順6】では22か所のストレートアップベットに各4単位と2ヵ所に各1単位を賭けていきます。
今回は「1~22」の数字にそれぞれ4単位ずつ、そして「23」「24」の2ヵ所に1単位ずつベットします。合計ベット金額は$90なので、当たれば$144が払い戻しされます。
ここで、わらしべ長者法の1セットが終了となります。

わらしべ長者法の効果を実践シミュレーションで検証

青の背景に点と点を繋ぐ線が波打つシミュレーションのイメージ

わらしべ長者法は徐々に利益が上がっていくので、本当にそのようになるのか疑問に感じる方もいるでしょう。そこでここからは、わらしべ長者法の実践値をシミュレーションして結果を考察します。
シミュレーションは、以下の条件で行います。

ルーレットの種類 ヨーロピアンルーレット
開始残高 $19
ゲーム回数 10セット
1単位の金額 $0.1

わらしべ長者法のシミュレーション結果

ヨーロピアンルーレットでわらしべ長者法を使った10セットのシミュレーション結果を以下の表にまとめます。

10ゲームに要した時間 31分
勝敗 3勝7敗(42.8%)
最大連敗数 6連敗
アカウント残高(収支) 42.20(+23.2)
瞬間最大利益 $28.8
瞬間最大損失 $12

わらしべ長者法の勝率や期待値を考察

本シミュレーションでは、ヨーロピアンルーレットでわらしべ長者法を使って10セットのゲームを行いました。1単位$0.1で行うと、30分程度で$23.2の成果が出ることが分かりました。
このことから、短時間で少額の資金を使ってまとまった利益を出すことができる必勝法ということができます。

わらしべ長者法の理論勝率は約11%ですが、実践勝率は42.8%と高い結果が出ました。最初の段階では6連敗が続いたので、損失がふくらんでしまったのですが、その後3回勝利したことによってプラスで終えることができました。ただ、最初は6連敗したといっても、1セット目の勝率は100%となっています。
セット数が重なるごとに、徐々に確率が下がっていくので、損切りするタイミングが重要だと言えます。

セット数 クリアする確率
1セット 100%
2セット 70%
3セット 50%
4セット 30%
5セット 30%
6セット 30%

わらしべ長者法は成功すれば144単位分の利益を得ることができるので、7回に1回勝利すれば利益を出せる必勝法です。過去の傾向を掴みながら、確実に利益を積み重ねていくことが重要となります。

わらしべ長者法のメリットとデメリット

わらしべ長者法は少額の資金でも短時間で稼ぐことができるので、誰でも取り組みやすい方法です。
しかし、負けが続くと大きな損失が出ることもあります。そこでわらしべ長者法のメリットとデメリットを以下でご紹介します。

わらしべ長者法の代表的な3つのメリット

人がメリットとデメリットを持っているイメージの画像

ルーレットでわらしべ長者法を利用するメリットは、主に以下の3点です。

  • 20単位から144単位まで増やすことができる
  • 失敗しても20ユニットの損失に抑えられる
  • 途中でやめて利確をすることも可能

わらしべ長者法は、20単位からスタートして全6手順を勝つことができれば、最大144単位まで増やすことができます。「単位」の金額自体は自分で設定することができますし、少額でも短時間で7倍まで増やすことができるのは、大きなメリットと言えます。その上、万が一失敗してしまった場合も損失は20単位のみです。リスクを抑えて利益を狙うことができるので安心です。
また、全ての手順を必ず実施しなければいけないわけではありませんので、途中で利益を確保してやめたとしても問題ありません

わらしべ長者法の代表的な2つのデメリット

男性がデメリットを考えているイラスト

わらしべ長者法を使う際に注意してほしいデメリットは、以下の2つです。

  • 途中で負ければ20単位の損失が確定する
  • 手順が多く、習得には練習が必要

わらしべ長者法の1番のデメリットは、6つの手順どこかで一敗したら20単位の損失が確定するということです。仮に手順5まで勝ち進んでいても、最後のストレートアップベットで負けてしまうと全ての利益と元手の20単位を失うことになります。その上、各手順で賭け方や賭け金が異なるので、慣れるまでは練習が必要になります。

わらしべ長者法の成功確率を上げるコツ

グラフが上がっていく画像

わらしべ長者法には、メリットもデメリットもあります。
その両者を理解した上で、最大限活用して成功確率を高めるためには、まず各ステップの成功確率やそこで発生する利益を理解しておくことが必要となります。

手順 賭け方 勝率 達成率
1 Wストリート 約81.1%
2 ダズンベット 約64.9% 約53.3%
3 コーナーベット 約64.9% 約34.7%
4 ストリートベット 約73% 約25.3%
5 スプリットベット 約81.1% 約20.7%
6 ストレートアップ 約64.9% 約13.9%

上記を理解した上で、下記の2つのポイントを意識してベットすることで勝率を高めることができます。

各手順で賭けないエリアに落ちるのを待つ

わらしべ長者法には各手順で賭ける位置の選択肢があります。その位置を選ぶ方法として前回ゲームで球が落ちたエリア以外にチップを張ることで勝率を高めることができます。

例えば手順1では6カ所のWストリートの内、5カ所にチップを置くので、残り1ヶ所に含まれる6個の数字は外れとなります。この外れの1ヶ所又は「0」に入る確率は約18.9%(7/37)ですが、2回連続で同じダブルストリート又は「0」に入る確率はわずか約3.58%です。
従ってわらしべ長者法の手順1では、まず空回しをして球が落ちたダブルストリートを外した5カ所にベットすることで勝率を更に高めることが可能です。
他の賭け方も同様でチップを賭けない位置に球が落ちるのを待ちます。

全ステップ終了前に利益を確定させる

わらしべ長者法では、全6手順で勝つことができれば144単位の利益が獲得できますが、どうしても手順が進むごとに全体の達成率は低くなります。

どの段階で負けてしまっても20単位の損失が確定してしまうので、順調に利益が出ているタイミングで中止して利益を確定させた方が最終的な儲けは増える可能性が高くなります。わらしべ長者法では絶対に6つの手順を終わらせる前に利益を確定することも視野に入れて進めましょう。

わらしべ長者法の総合的な評価

本記事では、わらしべ長者法について解説しました。
わらしべ長者法の理論勝率自体はそこまで高いものではありませんが、すべての手順を完了することができれば少額の資産からまとまった利益を出すことが可能です。さまざまな賭け方を行わないといけないので、はじめは戸惑うこともあるかもしれませんが、すべて覚えてしまえば効率的に稼げる必勝法です。途中で利確して利益を残すこともできるので、勝率を高めるために工夫してベットすることが重要です。