ルーレット必勝法「ベアビック法」完全ガイド|使い方や注意点を解説
ベアビック法は、35単位のチップを使い1単位の利益を狙うルーレット専用の必勝法です。ベアビック法の成功確率は94.5%と高く、ルーレット初心者にも人気の必勝法ですが、失敗したときの損失が大きいので、リスクを正しく理解して使用しましょう。
本記事では、ベアビッグ法の具体的な使い方やシミュレーションの結果を紹介します。
- ベアビッグ法と相性の良いルーレットと具体的な使い方
- ベアビッグ法の100ゲーム実践シミュレーションで測定した効果
- ベアビッグ法のメリットやデメリット
目次[閉じる]
ルーレット専用の必勝法「ベアビック法」とは
ベアビック法は、少ない利益を高勝率で獲得できる堅実的な「ルーレット専用の必勝法」です。
ホイール上の「0」や「00」を除く、36カ所の数字の内、35カ所をカバーできることから勝率は約94.5%に達します。一方、ベアビック法は賭け金を増やして勝率を高めているため、万一負けると大きな損失が発生します。
ただ、相当運が悪くない限り、負けることはないので初心者にもおすすめの必勝法です。
ベアビッグ法の基本スペック
ベアビック法は勝率が高い反面、負けた際の損失リスクも高いので、以下の基本スペックと状況に基づいて使用を判断しましょう。
勝率 | ヨーロピアン:約94.59% ・アメリカン:約92.10% |
---|---|
賭け金 | 35単位 |
配当金額 | 36単位 |
利益 | 1単位 |
ベアビック法は35単位賭けて36単位の配当金を受け取るので利益は1単位です。
また、負けた場合は賭けた35単位が損失金額となります。
また1単位を獲得できるスポットは35カ所あり、35単位を失うスポットは3カ所あるので、期待値はマイナスとなります。
ベアビック法の具体的な使い方
ベアビッグ法は1単位の金額と「0」や「00」を除く、36個の数字から外す数字を決めて賭けます。特にヨーロピアンルーレットでは「0」と1スポットの合計2スポット、アメリカンルーレットでは「0」「00」と1スポットの合計3スポットを外します。
ベアビッグ法の手順をまとめると以下3ステップとなります。
- 1単位の金額を決定
- 「0」(「00」)以外に賭けない数字を1個決める
- 各1単位のチップを35個(②以外)の数字にストレートアップベット
ベアビッグ法「手順②」の賭けない数字の決め方は、前回出た数字を外すと勝率を極限まで高められます。
理由は同じ数字が2連続で当たる確率は約0.073%なので、この方法で選べば「0」を無視するとほぼ確実に勝利できます。
ベアビック法の効果を実践シミュレーションで検証
ヨーロピアンルーレットでベアビッグ法を使うと約94.59%の確率で1単位の利益を獲得できることは分かりましたが、実践値も気になるところかと思います。そこでベアビッグ法を使ってルーレットで100ゲームの実践シミュレーションを行い、結果を考察します。
上記のシミュレーション動画は以下条件となっています。
ルーレットの種類 | ヨーロピアンルーレット |
---|---|
開始残高 | €5,000 |
1単位の金額 | €1 |
賭けるスポット | 「0」と「2」を除く35カ所 |
ベアビック法のシミュレーション結果
ルーレットでベアビッグ法を使った100ゲーム実践シミュレーションの結果を以下表にまとめます。
100ゲームに要した時間 | 24分00秒 |
---|---|
勝敗(勝率) | 93勝7敗(約93.0%) |
アカウント残高(収支) | €4,848(-€152) |
最大連勝数 | 40連勝 |
瞬間最大利益 | €14 |
瞬間最大損失 | -€158 |
また、100ゲーム実践シミュレーションで負けた7敗の内訳は、3回は「0」、4回は「2」という結果でした。
ベアビッグ法の勝率や期待値を考察
100ゲーム実践シミュレーションによると、ベアビッグ法はルーレットのプレイ回数が増えると利益を出すのでは難しい必勝法ということが分かりました。
本シミュレーションの勝率は93.0%と理論値を「1.59%」下回る結果となりました。原因としてはチップを賭けていない「2」の数字が4回出現したことで本来の確率約2.7%を大幅に超えたことが挙げられます。
また後程「ベアビッグ法の注意点」で期待値について詳しく解説していますが、ベアビッグ法の期待値を計算すると「-.095単位」となり、100ゲームプレイすると「-95単位」となります。
今回は実践勝率が理論値より悪いことで最終損失は「-158単位」となり、理論上の期待値も大きく下回りました。
ベアビッグ法は1度負けると35単位の損失が出ることから100ゲームの中で3敗した時点でマイナス収益となります。また1敗すると回収するのに35勝が必要となり、取り返すまでに再度負ける可能性が高く、実質的に勝つことは難しくなります。
ただ、複数回シミュレーションを通して最初の10連勝は非常に高確率で達成できることが分かったので、ベアビッグ法を使用する際には最初の10連勝で利益確定を前提に1単位の金額を決めると良いでしょう。
ベアビック法のメリットとデメリット
ベアビッグ法は勝率が高く、コツコツなら勝てそうな気はしますが、負けた際の損失が大きく、欠点もあります。
そこでベアビッグ法を使用するに当たり、メリットとデメリットを紹介します。
ベアビック法の代表的な2つのメリット
ルーレットでベアビッグ法を使用する主なメリットは以下2つです。
- 勝率は約94.59%と高い
- 初心者でも簡単に使える
ベアビッグ法は、ヨーロピアンルーレットなら37スポットの内、35スポットをカバーできるので勝率は94.59%と非常に高く、勝ちゲームがメインとなります。
また、単に1単位を35カ所に賭けるだけなので、ルーレット初心者でも簡単に実践できることがメリットとして挙げられます。
ベアビック法の代表的な2つのデメリット
ベアビッグ法は負けると損失が大きく、以下2点はデメリットとなります。
- 勝ったときの利益が1単位と少ない
- 負けると35単位の損失が出る
ベアビッグ法は35単位賭けて勝てば1単位の利益を獲得でき、負けると35単位の損失が発生します。確かに勝てる回数は多いのですが、勝った時の利益と負けたの時の損失の差が大きく、期待値はマイナスになります。「ベアビッグ法の基本スペック」でも紹介したとおり、ベアビッグ法を1回使うと期待値は「約-0.95単位」となります。
つまり、ベアビッグ法で100ゲームルーレットを行うと理論上「95単位」の損失が出ることになります。
ベアビック法の注意点
ベアビッグ法で稼ぐためには常に負けることを想定して使用することが重要です。一度負けると回収するのに35連勝が必要となり、実践シミュレーションから35連勝は難しいことが分かっています。
従って、ベアビッグ法を有効活用するために以下2点に注意しましょう。
- 事前に損切りラインを設定する
- ベアビッグ法の期待値は悪い
つまり、ベアビッグ法で収益をプラスには「勝ち逃げ」を徹底することが大切です。
事前に損切りラインを設定する
ルーレットでベアビッグ法を使用する際には、事前に損切りラインを明確に決めておきましょう。勝ったときの利益が少なく、負けたときの損失が大きいので、損切りタイミングを間違うと想定以上の損が発生します。
ベアビッグ法で推奨される損切り方法は以下に2パターン紹介します。
- 負けた回数を基準に決める
- 累計損失額を基準に決める
ベアビッグ法の勝率は約94.59%から100ゲームプレイすると5回程度は負けることになります。
そして1回の負けで35単位の損失が出ることから「負けた回数で損切り」するか、「累計損失額で損切り」するかが基本となります。
ベアビッグ法の期待値は悪い
ベアビッグ法は、勝率の高さばかりに気を取られると大きく損をする可能性があります。
ベアビッグ法はヨーロピアンルーレットの場合、1単位を獲得できるスポットが35カ所と35単位の損失が出るスポットが2カ所あります。
つまり、ベアビッグ法の期待値はマイナスとなり、プレイすればするほど損失金額は大きくなります。
35/37×1単位+2/37×(-35単位)≒-0.95単位
ベアビッグ法の期待値は「-0.95単位」なので、1ゲームプレイする度に「0.95単位」の損失が出ることになります。したがって、ベアビッグ法はゲーム開始の初期段階で連勝して直ぐに利益確定を方法が最も合理的な必勝法と言えます。
ベアビック法の総合的な評価
本記事では、ベアビッグ法の使い方や実践シミュレーションに基づく考察を解説してきました。
ベアビッグ法は、勝率約94.59%で35単位を賭けて1単位の利益を獲得するルーレット専用の必勝法です。ルーレットのホイール上に配置された37~38個の数字の内、35カ所をカバーできるので勝率は高くなります。
ただ、負けたときには35単位を一度に失うので期待値は「-0.95単位」となります。
ベアビッグ法を100ゲームをプレイすると5回程度は負けて利益より損失が大きくなるので、早い段階で連勝して利益を確定することが成功の秘訣と言えます。